松本市議会 2006-03-07 03月07日-03号
このことは、とりもなおさずこれまでの物質主義がはびこる憂慮すべき環境の中で、古来より日本人がよりどころとしてまいりました恥の文化や儒教的規範の喪失によるもので、相も変わらず物欲におぼれる現代社会のあしき風潮のあらわれではないかと思うところでございまして、豊かに生きるということは、物があふれればそれでよいというものではなく、まさしく物優先社会が限界を迎えていると言っても過言ではないかと考えるものでございます
このことは、とりもなおさずこれまでの物質主義がはびこる憂慮すべき環境の中で、古来より日本人がよりどころとしてまいりました恥の文化や儒教的規範の喪失によるもので、相も変わらず物欲におぼれる現代社会のあしき風潮のあらわれではないかと思うところでございまして、豊かに生きるということは、物があふれればそれでよいというものではなく、まさしく物優先社会が限界を迎えていると言っても過言ではないかと考えるものでございます
私たちはその道を通って確かに物質主義とおっしゃるけれども、豊かになってきたのであります。今度はアジアの人々にそういう道で豊かになる、そういう方法を譲ってあげましょう。そして私たちは新たなソフトをつくっていくのであります。これが最重要のかぎだと私は思っております。 コンピューターソフトを包含するヒューマンブレイン、人間の知恵、頭脳によるソフトですね。
これまで文化芸術をないがしろにし、拝金主義的、物質主義的に走った日本の社会は、日本人としての品性をすっかり喪失させ、その悪弊は、青少年への影響を初め社会の隅々まで影を落とし、精神の荒廃や文化の貧困等を招くに至っております。
しかしながら、こうした物質主義的な社会構造は幾つかのひずみを生み出し、物中心から心を大切にする時代への転換が求められていたとき、東京圏への人口や経済の一極集中が進む中で、地価や株価の高騰と急落に代表されるバブル経済が崩壊し、我が国の社会は新たな転換を余儀なくされたわけであります。
人間の欲望に手綱をつけることを忘れた近代文明は、この世紀末を物質主義と快楽主義、拝金主義で覆うこととなりました。産業社会の進展がもたらした都市文化や情報化の大波は、従来の青少年教育の大切な場であった家庭や学校、地域共同体などをのみ尽くし、従来しつけと呼ばれてきた、それらの教育的機能を著しく限定的なものにしてしまいました。
次に、21世紀を担う児童の福祉にかかわる問題でございますが、たくましく伸ばそうとし、子供を育てるためには家庭、学校、地域が一体となって、行政も踏まえ、総ぐるみで環境づくりがその課題でありますが、食生活の豊かさや、物の豊かさと、勤労をいとう心、核家族化の思いやりや、いたわりと子供の個室生活化、学歴偏重や親の学校への期待、家庭や社会一般の価値観が物質主義、金銭本位に偏り、知育、徳育、体育と、人間性重視、